ストレスは安眠の大敵

ストレスは安眠の大敵

寝ても寝ても疲れがとれない、そんな人は一度、ストレスについて見直してみましょう!

現代はストレス社会といわれますが、ストレスは、疲労や不眠の大きな原因にもなります。規則正しい生活を心がけているのに、ぐっすり眠れない。寝ても寝ても疲れがとれない、そんな人は一度、ストレスについて見直してみましょう!

ストレスは交感神経を刺激する

ストレスはけっして人にとってマイナスではありません。ほどよいストレスは、交感神経を刺激し、意識水準を高めて体を活動モードにします。朝スッキリと目覚め、バリバリ活動するのに欠かせないといっても過言ではありません。

気をつけなければいけないのはストレスの強さや質。ストレスは強すぎても弱すぎても、生体リズムや体調を崩す原因になります。
ストレスが強いと、交感神経が過緊張を起こし、夜になっても脳の興奮が収まらず、眠れなくなったり、眠りが浅くなったり、朝早くに目が覚めてしまうといった状態になることがあります。睡眠の研究からも、強いストレスは、深い睡眠を阻害することが分かっています。

それとは逆に、ストレスがまったくなくても、今度は交感神経が働きにくくなるため、なかなか起きられなくなったり、思うように体が動かないといった状態になることが…。休みの日にダラダラしてしまうのはこの影響だと考えられます。

また、強いストレスが慢性化すると、自律神経に失調が起き、体調不良や深刻な不眠につながることがあるので注意が必要です。
つまり、日中頑張れて、夜ぐっすり眠れる健康な状態を保つためには、ストレスコントロールがとても重要なのです。

嫌なことがあったら寝るのがいちばん!

ほどよいストレスがかかった緊張状態の中で一日働いた脳や体は、疲労します。そのストレスや疲労を解消し、翌日、再びバリバリ活動できる状態に戻してくれるのが睡眠です。睡眠中は外界の刺激をシャットアウトし、副交感神経が優位となり、脳も体も休息モードとなります。眠りに入るとストレスで傷ついた細胞や機能は修復され、ストレスホルモンは分解されて睡眠物質へと変化するため、より安定した眠りがもたらされます。

よく、「嫌なことがあっても一晩眠れば忘れる」といわれますが、それは本当のことで、しっかり眠ると嫌な記憶や不必要な記憶は消去され、翌朝はスッキリした気分で目覚められ、前向きに過ごせるようになります。

ストレスをため込み過ぎないようにご用心

重要な会議の前夜に眠れなくなる経験は誰にもあると思いますが、このように原因がはっきりしていて、次の日には解消されるようなストレスは、一時的に寝つきが悪くなっても体にはほとんどダメージはないのでご安心を。気をつけないといけないのは、職場や人間関係の悩みなど、なかなか解消できない慢性的なストレス。脳へのダメージが大きいので要注意。

真面目な人、責任感が強い人、完璧を求める人はストレスを感じやすいといわれているのでとくに気をつけましょう。放置しておくと、不眠だけでなく、うつなどの原因になることも。現代人は人間関係が希薄で傷つきやすいともいわれているので、ただのストレスと甘く見ず、体調が良くないと感じたら、早めに専門医に相談を。

夜は目を温めましょう!

現代人のストレスは精神的なストレスが多く、PCや携帯など、目を酷使することも増えています。実は、近くを見るのに意識を集中させることは、眼精疲労だけでなく、脳を疲労させる原因になります。

日中、目を使うことが多いという人は、入浴で気分をリラックスさせたら、明かりを暗くし、蒸しタオルを目にのせて、夜は極力、目を休めましょう。目を閉じて、ゆっくり呼吸をすれば緊張がとれて気分も落ち着き、全身の血行も促され、眠りやすくなるはず。

美容効果を狙いたい人は、アイクリームなどを塗ってから、蒸しタオルをラップに包んでから目にのせてみて。ラップ効果で熱が逃げにくく、アイクリームの浸透も高まります。

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